世界の霊芝市場について

2021/11/27

世界における霊芝の生産は中華人民共和国、日本、韓国が上位であり、やや古いデータになりますが、1997年のデータでは世界の総生産量は、約4,300トン、そのうち世界最大の生産国の中国の生産量は、約3,000トンで、残りの1,300トンは韓国、台湾、日本、タイ、米国、ヴェトナム、インドネシア、スリランカなどで生産されております。

 

ほかの統計でも、中国の生産量が、世界の半分以上を占めているとされており、霊芝の生産は、中国を中心とした台湾、日本、韓国といった東アジアが占め、それに米国以外は東南アジア諸国が続くなど、中華圏および伝統的にその影響下にあった国や地域で重要視されてきたことがわかります。

華人が人口の4割程度を占めるマレーシアのDXNグループは有力生産企業の一つで、年間で約70トンの生産量を誇り、1社で世界の総生産量の1%を占めると推計されています。

また、世界では少なくとも100以上のブランドと780以上の霊芝商品が販売されていると推計されており、霊芝の最大のマーケットは、

米国とされています。霊芝の研究に従事する研究機関の数は100以上とされています。

世界的に需要は急速な伸びを示しておりますが、既存の商品は、顧客の満足に必ずしも答えることができていないのが実情です。

 

GMPの導入、効能の科学的証明の一層の提供など、業界が取り組むべき課題はございますが、日々当社を含めた各企業は改善のために、またお客様のご期待に応えるべく奮闘しております。

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